「アモルファージ」の元ネタの考察
※家に帰り次第画像を追加しますので少々お待ちください※
ども。
ちょっと気になるので遊戯王の新規テーマ、アモルファージについて考察してみようと思います。
シャイニング・ビクトリーズでしたっけ。1月9日発売ですよ。買いましょうね。
さて、現時点でわかっているカードは四枚。「アモルファージ・イリトゥム」「アモルファージ・オルガ」「アモルファージ・キャヴム」「アモルファージ・インフェクション」。今更ですけど、戦略的考察ではなく、元ネタの考察です。少々龍剣士要素を含みます。
イラストを見てみると、どうも、何かのモンスターが、何らかの要因によって、ドラゴンっぽくなっていく絵ばっかりですね。
とりあえずそれは置いといて。
「アモルファージとは」
まず考えるべきは、「アモルファージ」という単語の意味です。合成語っぽいですよね。
私が真っ先に思い付いたのは、「アモルファス」と「ファージ」の合成語でした。同じことを考えた人が他にもいるらしく、wikiもこの説明でした。結論を言ってしまえば、「アモルファス」という単語はこのテーマとたぶん関係ないです。
↑書いてから思いつきました。ベクターPに関するところで書いてます。
しかし、「ファージ」が重要すぎるワードでした。
ファージとは
こんな形してます。興味なかったら次の見出しまで飛ばして下さい。
この形、めっちゃ見覚え有りますね。オルガとキャヴムの背中に、イリトゥムのお腹についてますね。インフェクションの絵でも、なんか取りついてますね。
このファージとは、一言で言ってしまえば「細菌に感染するウィルス」です。
ちっちゃいくせしてめっちゃ怖いことします。
この子が感染する手順を載せて起きますね。
まず、どっかにくっつきます。そのあと、身体の下についてる針から自分のDNAを注射します。そして死ぬ。しかし注射されたDNAは、勝手に注射された相手のDNAを使って、自分の体を複製します。しかも、一匹だけじゃなく、何匹も複製します。そして、相手が皮だけになったら、その皮を破って別のヤツにくっつきにいきます。
つまり、「感染すると、感染した相手の体を使って自分の体を何個も複製する」ってヤツです。怖いですね。
ファージとアモルファージの関係は?
さて、赤字の部分と、アモルファージカードの絵を見てみましょう。もはや説明する必要もないんじゃないでしょうか。つまり、
「アモルファージモンスターは、元々は別のモンスターであったが、ファージによって身体を勝手に作り替えられ、アモルファージモンスターとなった」ということがわかります。
次は個々のモンスター見ましょうかね。
「アモルファージ・イリトゥム」(irritum?)
名前の「イリトゥム」の意味は、ラテン語で「虚飾・虚栄」という意味があります。
七つの大罪自体には虚飾なんて罪はありません。が、歴史的に見ると、この罪は、グレゴリウス一世が唱えた時の八つの大罪に入っており、のちに傲慢の罪に統合されたらしいですね。
もしかしなくても、アモルファージは七つの大罪テーマな気がしますね。次。
「アモルファージ・キャヴム」(cavum?)
名前のキャヴムの意味は、ラテン語で「憂鬱」です。これも、歴史的な以下略から見ると、怠惰の罪に統合されたみたいですね。どう考えても七つの大罪テーマです。
「アモルファージ・オルガ」(olga?)
この子だけちょっとわかりません。ラテン語訳した場合は、「根源」。英語のオーガニックって単語はこの単語からきてたりします。
誰かご存知の方がいたら教えてください。
とりあえず、絵から読み解きましょう。
どうみても狼っすね。EMシルバークロウに似てる。関係ないけど。
狼を象徴とする大罪は、憤怒です。これ以外に推理する材料が見当たりませんね。確定でいいのかしら。
「アモルファージ・インフェクション」
二匹のモンスターが取りつかれたところですね。可哀想に。
この絵を見て思うこと。ファージくんって色違いなんですね。赤いファージからは赤いモンスターが、オレンジのファージからはオレンジのモンスターが。つまり、二匹確定ですよ、確定!
さて、七つの大罪と、サソリ・ハリネズミの関係は。
サソリは色欲の罪、ハリネズミは強欲の罪の担当みたいですね。もう七つの大罪テーマであることに疑いの余地がありません。
さて。
ここまで来たら、残りの罪も出てほしいですね。嫉妬、怠惰、暴食。それぞれ、犬or猫、熊、虎でしょうか。あと三匹アモルファージモンスターが来ます、よね?(九期テーマ顔)
こんな感じでアモルファージというテーマだけの考察を終わります。七つの大罪と色の関係がわかればもうちょっとわかりそうですけど、私にはわかりません。ご存知でしたら教えてください。
わかりやすくまとめてみました
傲慢 ・イリトゥム、青紫色
嫉妬 ・?????、?色
憤怒 ・オルガ? 、白or銀色
怠惰 ・?????、?色
強欲 ・?????、オレンジ色(インフェクションのハリネズミ)
暴食 ・?????、?色
色欲 ・?????、赤色(インフェクションのサソリ)
ラテン語の命名則でいくなら、嫉妬はインヴィディア、怠惰はアケディア、強欲はアヴァリティア、暴食はグーラ、色欲はルッスーリアでしょうか。
続きの情報を待ちたいところです。
ベクターPとアモルファージ
さて、ついでにもう少しだけ考察。既にいろんなところで指摘されてますけど。
ベクターPのフレイバーテキスト。
この世界に突如として現れ、瞬く間に世界を蹂躙し尽くした竜魔族の大群を率いる魔王。 "竜化の秘法"によって万物を悪しきドラゴンの姿に変えてしまうと言われているが、 その力の正体はよく分かっていない。 強大な魔力の源泉はこの次元のものではないとまで噂されている。
竜化の秘法ですって。アモルファージも竜になっちゃうテーマですね。怪しい。と思ってたら、思わぬところに確定ポイントがありました。イラストの、彼のもってる杖の先を見てください。
どうみてもファージの頭やん。関係性発見。
どうも、ベクターPの竜化の秘法は、アモルファージのことだったみたいですね。やっばい。そして、竜魔族がアモルファージの原型に当たるモンスターでしょうね。
一匹モンスターを倒しても、周りの仲間が倒したモンスターと全く同じモンスターに変化して襲ってくるんですよ。やばくないですか。そりゃ世界を蹂躙するわ。
竜魔王「ベクター」Pの正体
さて。ベクターPの正体を暴きましょうか。
「ベクター(Vector)」と言う言葉には、ラテン語で「運ぶ者」、英語で「(菌の)媒介となる生物・(菌を)保持し続ける物」という意味があります。
しかし、遺伝工学では別の意味を持ちます。その意味は、
「遺伝子を組み込むときに用いられるDNAの総称」です。そして、ファージは、ベクターの一種でもあります。ここで、アモルファージとベクターPの関係がわかります。
ここで登場するのが、「アモルファス」。
アモルファスは、「形を持つ」という意味のラテン語「モルファス」にaを付けて、「形を持たない」という意味にした単語です。細かい意味は知りません。
つまり、ベクターPの正体とは、「元々決まった形を持っておらず、その自らの遺伝子自身をアモルファージに載せて媒介し、モンスターに自分を感染させ、アモルファージ化して操るとんでもないやつ」です。
竜剣士ラスターP
ベクターPがでたらラスターPも気になりますよね。ちょっとだけ考察してみました。
証拠がほぼなく、想像になってしまいますので、嫌いな方はここで止まってくださいね。
ラスターPにフレイバーテキストはありません。ですが、マスターPの方にこんなテキストがあります。
同志たちの力を得て成長した「竜剣士ラスターP」の姿。 謎の呪いをかけられて竜魔族に似た竜の力を発現しているが、 それ以前の記憶が全て失われており、真相は定かではない。 "竜化の秘法"がその呪いと記憶を紐解く鍵だと信じて、 今日も悪の魔王を討つべく旅を続けている。
悪の魔王はベクターPで確定でしょうね。竜呼相打つとかしてますし。マスターVSベクター。
ラスターPとマスターPの姿を見てみると、あたかもアモルファージに感染したかのような姿になっています。しかし、彼は完全に竜になっていない。
さて、気になるところは「同志」と、彼がその姿になった理由です。
彼の頭、翼、尻尾は、典型的なアモルファージモンスターの形です。
感染していることは疑いがないと考えてよいでしょう。しかし、なぜ彼は発症しなかったのか。マスターPのフレイバーテキストによると、ベクターPを倒せばわかるらしいです。新規カードを待ちたい。
しかし、彼の名前、「ラスター」からもう少しだけ考えられます。
英語版で明らかになった綴りはLuster。これは、ラテン語で光り輝くという意味の単語です。
たぶん関係ありますよね。ちょっとだけ後で説明します。
次は、同志について。これはもう、シンクロモンスターイグニスターP、融合モンスターダイナスターP、エクシーズモンスターマジェスターPがある通り、イグナイト、ダイナミスト、マジェスペクターだと思われます。
さて、注目したいのは、それぞれのカテゴリのフィールド魔法。
イグニッションPではイグナイトの力がラスターPに、ダイナミックPでは彼らのパーツがラスターPに合体、マジェスティックPでは下級マジェが集まって大きな風を。
この三つを経て、ラスターPはマスターPになったのだと思われます。
ラスターP自体に、アモルファージとは逆に、無理矢理相手の姿を変えるのではなく、力を分けてもらって自分の姿を変える力があると考えるのはさすがに難しいでしょうかね。
余談ですが、アモルファージの共通効果は竜剣士を全力でメタっていく物であり、ここにも対立関係が読み取れますね。
こんな感じでアモルファージの考察を終わります。