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ども。
ついに買っちゃいました。
Blue toothのキーボード。
ちっちゃいですけど。
慣れるにはまだ時間かかりそうですね。
スマホのフリックより圧倒的に早いのがありがたいです。
ついに買っちゃいました。
占めて50冊。
大学生協で15%offだったので。
哲学系の本と小説を半々くらい買いまして。
いつかは買うことになってた本なので。
ベルグソンの入門書兼講演集とか。
サルトルのめっちゃ分厚いやつとか。
そこらへんです。
ずっと、何で哲学思想に心惹かれるのかよくわかってなかったんですけど、
おそらく、サルトルに始まる「まなざし」なんだろうなってことに気づきまして。
そこらへんのお勉強です。申し訳程度のレヴィナスも添えて。
小説の方は、ずっと気になってた米澤穂信の『満願』とか。
いつのまに文庫化したんだろう
住野よるのまだ文庫化しなさそうなシリーズとか。
で、最近きになってた彩瀬まるさんの本です。先に述べておくと、この人の文章が好きです(?)
短編集。通勤通学の合間にこまめに読めるから良いですね。
最初、この2冊をよんでこの作家さんにどハマりしたんです。
前者は多分幻想小説?になるんでしょうか。
後者はおそらくノンフィクションのはずです。
暫く考えたんですけど、この2冊は別個でブログ書きたいので置いときます。
今日書きたいのはこの本。
この本を読んだので。
5編の小説のつまった短編集です。
おそらく、小説間で世界観がゆる〜くつながっている。と思います。
彩瀬まるさん(のこの本)の特徴は、死に対する関心から現れてくる、死と生に関わる言葉の色みだと思います。
死に関する面だったら、この本の底に流れている、不可逆の「別れ」が思い浮かびます。
不可逆の別れはもちろん死んだものなんですけど、過去は現在に生きる私たちにとって不可逆の別れであり、取り戻せない死です。
そんな別れと、今生きる私たちの関係、というような。
だからこそ、この人の情景描写が、口にまつわる言葉であるのもうなづけます。
自己啓発やら心理学やらのNLPとかだと、人間は視覚/聴覚/触覚型の3タイプに分かれさせられますが、
- 作者: シェリー・ローズ・シャーベイ,Shelle Rose Charvet,上地明彦,本山晶子
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- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この人の描写は、特に食覚とでもいうような。
特に口での触覚、味に例える描写、そんなものが特に目立ちます。目立ちました。
人が赤ん坊として生まれて、自ら生き続けるために必要な始めての道具が口ですからね。その後も、口による食無くしては生きられないし。
そして、死から見えてくる生に注目するからこそ、この人は女性のためのR18文学賞でデビューしたんでしょうね。書いてて都合の良いストーリー付けにも思えて来た。この話やめよう。
何か自分自身に対する、たったひとつの根本的な問題を抱えて文章を書く作家さんは少ないんです。わたしの知ってる範囲では、ですけど。
なので、この作家さんに注目していこうと思います。
彩瀬まる。覚えた。