やまさんの読書ブログ

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ども。

 

オンライン授業にも段々慣れてきた昨今、どうお過ごしですか。

こちらでは、レジュメが配られて、それについてのレポートをかけ、なんていう課題が出たりするわけです。

レジュメは最低限の名詞の羅列なので、とてもレポートになんかできないんですね。

調べようにも図書館は開いてないし。家に資料がないと詰み。罪。

 

それで買った本。 

イスラームの神秘主義: ハーフェズの智慧 (学術選書)

イスラームの神秘主義: ハーフェズの智慧 (学術選書)

  • 作者:嶋本 隆光
  • 発売日: 2014/10/08
  • メディア: 単行本
 

いくつかテーマを選べるうち、スーフィズムが一番簡単そうだったので。

 レポートはまず出してこそ。

 

神秘主義、面白いですね。

理性によってとらえられない神へのアンサーとして、神と個人との二者関係がある。

神は人間を超越する超越者だからこそ神として権威をもちますしね。

あと、理性が次第に知という権力になっていくのもあるかもしれません。

カシコイ人にお前の信仰はこうでこうで~なんて賢しげに決めていただかなくて結構。

でも、論戦なんかしたら負けるのは必至。相手の土俵だし。

なら、絶対口出しできない神と個人との関係に引きこもるしかない。

 

愛をパスとして神人合一を果たす、みたいな主張だと思うんですけど。

仏教では偽涅槃という言葉で、神を身に降したまま現世に帰ってこず、自らが神のようにふるまうことを厳しく戒めます。

イスラームはどうなんでしょう。レポート用の端折り読みではそこまで読み取れなかった。