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ども。
読書に関する分のブログを更新しなくなって早三年。
中学生の時より暇はなくなりましたしね。
色々感傷やらは略しますが。ブログを更新しないことによって大きな問題があることにやっと気付きました。
それは、読んだ本が全くと言っていいほど定着していないことです。
忘却曲線の話を持ち出すまでもなく、アウトプットを一切しない場合には記憶は一週間ほどしか持たないと言われています。
それを三年続けたので、私は今、三年間本を一冊も読んでいないと言っても過言ではない状態になっています。
それにようやっと気づいたので更新とメモを兼ねて再開することにしました。
てなわけで。
リアルで神学部に進学するのでその関係もあって読んでました。
架神恭介さんの本なので多分進学に関係なくいつかは読んでたんですけどね。
全く興味ない分野が面白く覚えられるのでこの人の本は好きです。
個人的なこの本のウリを。
新約聖書を読もうとする時、最初にある4つの福音書と後日談こと使徒言行録、合わせて5つの書物は、ちょっと本を読む人なら何なく読み切れます。
その後が問題なんです。長きにわたる手紙の数々。
内容がわからないから読むのも面倒、歴史背景もわからないから端々からの理解すらできない、例え読み切っても少しの格言ぐらいしか得るものがない。
初見だとこんなもんです。結構本を読む人でも正直途中で挫折するんじゃないでしょうか。
そんな「手紙」シリーズの歴史と内容について、タイトルから察せられるとおり「仁義なき戦い」ばりの全編広島弁とヤクザストーリーで、事実だけを簡潔に面白く理解できてしまうんです。
ほんと、画期的すぎてぐうの音も出ません。すごい。
もちろん、数多の手紙の前にある福音書シリーズも歴史から網羅しており、聖書を読んだことがないどころかキリスト教に触れたことがない人でも新約聖書の大体の内容がわかっちゃいます。広島弁で。
教養レベルの聖書の内容ならこれ一冊で割と十分な気はするので、是非是非。広島弁フィルターだけかけるのを忘れずに。