やまさんの読書ブログ

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ども。

 

 

物語論するとか言っときながら、最近になってやっと、イーグルトンの『文学とは何か』を読み始めました。

 

 

文学とは何か――現代批評理論への招待(上) (岩波文庫)

文学とは何か――現代批評理論への招待(上) (岩波文庫)

 
文学とは何か――現代批評理論への招待(下) (岩波文庫)

文学とは何か――現代批評理論への招待(下) (岩波文庫)

 

 古本屋周回って中々時間と手間がかかりますね。

カードゲームしてた頃は、雑多に詰め込まれた何千枚のカードから背取り?とか出来たんですけどね。

いかんせん媒体が大きい。かつ多い。

結局、大学生協の5%引きで妥協しました。

お金と時間のバランス考えて生きてきましょうね。そんな感じの教訓。

 

近況。

昔からずっと耳が遠くて、面白聞き間違いを多発するんです。

最近はATMの自動音声から還付金ならぬパンプキン詐欺を生み出しました。

ポップな語感でいいですね。

ビジネスに歪められた現代ハロウィンに対する風刺、みたいな感じで適当な現代アートにすればいいと思います。

ジャックオランタンに使うカボチャ自体、そもそも食用でないので存在が詐欺みたいなところはあります。

というか、元の伝説では蕪なんですけど。パンプキン詐欺。

 

 今日の本。

 

マンガでわかるジャズ: 歴史からミュージシャン、専門用語などを楽しく解説!

マンガでわかるジャズ: 歴史からミュージシャン、専門用語などを楽しく解説!

 

 おしごとのつごうじょうジャズの事は知らなければならないなと。

普段聴く音楽らしい音楽はクラシックや宗教曲なので、まぁ分からないんですよ。

それでも何とか知ろうとして、ジャズがわかる本を探していました。

この本に至るまでの経緯。

アプローチ1。

音楽的な形式として理解しようとする。

撃沈。クラシックみたいにしっかり、形式が決まってると思ったの、ド偏見でしたね。

どうも、テーマとアドリブで構成されているらしい事を理解する。

アプローチ2。楽譜。

 

 俗に言う黒本ですね。

見事にテーマとコードしか書いてない。

そりゃそうですよね。これからアレンジしてソロ弾くのか。すごいなジャズの人。

 

余談。

黒本も、賛否両論みたいですね。楽譜という媒体の特性上、ジャズの各曲の様々な調のバリエーションから選別した一つのコードでしか載せられ無いからって。

ここら辺、『讃美歌』から『讃美歌21』への移行に物申すみたいな言説と似たところがありますね。選曲の問題点の話でね。

選別する以上、何しても不正解なので、編集者が針の筵ですね。厳しい仕事だ。それはともかく。

 

アプローチ3。まんが解説本。

この本はそれに加えて、時間から解釈という強力な武器を備えており。

批評や解釈の時に、時間と空間の二軸から物申せば大体それっぽいことが言える事を習っているので、まぁ間違いなかろうと。

 

なんとなく分かってきました。

一見、裾野が広くて網羅しにくい分野に見えますけど、ある程度の規則性はあるんですね。

流れさえわかればこっちのもんです。

後は聴くのみ。

百聞は一見にしかずとは言えども、その百聞から何をか感じられる感性を持ち合わせていないもので。

ちゃんと勉強しましょうね。

 

たまに、「まんがでわかる…」を極端に敵視する人と会います。親でも殺されたんかってくらいに。

確かに、本物に触れた方が早いのはその通りなんですけどね。

哲学書とか、『罪と罰』とか、本物に触れて一読で何か理解出来たら化け物ですから。研究に寄与してくれ。

まんがでシリーズで自分の中に目次を作ること、大いに良いと思います。

禍根が覆い隠せないほど噴出してきたのでこの辺で。