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ども。
演奏旅行ですよ、演奏旅行。
その一日目として名古屋に来ております。来ておりました。目下東京へ移動中。
歌の上手い人が言うには、少しでも、それこそ一日でも歌わずにいると喉が鈍るそうで。
ひしひしとそれを実感しております。声が出ない。
明日からがんばらないとね。
一応とはいえ合唱2年目なわけですし。その分のクオリティは得なければ。
特に観光するでもなく名古屋での一日を終えたものの、なんとか岡崎市立中央図書館には行きました。OPACがサクサク動くの良かったですね。検索に時間かかりそうなワード打ち込んでも1秒くらいしかかからないのがすごい。cf.岡崎市立中央図書館事件。
東京へ。何度目かの東京。2桁は超えない。
色々するみたいなのである程度楽しみです。体力を保たせような。
アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)
- 作者: パウロコエーリョ,Paulo Coelho,山川紘矢,山川亜希子
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1997/02
- メディア: ペーパーバック
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旅のお供に坂口安吾の『堕落論』を読んでいるものの、さすがに一日で読み終えるほどの体力は残ってないのでストックから。長旅のお供には近代日本文学よね。と私は思う。
この本結構有名なんですよ。反比例するかの如く薄い本ですけども。
総発行部数一億部超えですよ。漫画で例えればドラえもんくらい。同じ本なら『そして誰もいなくなった』『紅楼夢』あたりでしょうか。
この薄い本が如何に有名かって話しでした。
中身。
単純なストーリーとしては羊飼いの少年コエーリョが、自分を待つ宝の夢を頼りにそれを見つける旅に出た、なんて物語になります。錬金術士は途中から出るよ。
人生の普遍的な教訓を重厚なストーリー内に織り込んだタペストリーってところでしょうか。私がぱっと思い出せるだけでも、引き寄せの法則だのメタシークレットだのが見つかりましたね。そこらへんの自己啓発本をお金と時間をかけて読むよりはよっぽどためになる気がします。必要としてる人には。
人生の教訓だのなんだの、それを必要としていない人が読んだらどんな感想を抱くんでしょうね。私は細かい描写が好きでした。砂漠のキャラバン、店先のクリスタル、どれも一言で情景を想起させる強力な文章。それ目当てで読むのもありなのかな。