「方界」の元ネタの考察。
ども。
メタルフォーゼの考察で満足してたら新テーマがもう一つ出てたの見逃してました。
「方界」っていうんですね。ムービーパックの新規かしら。
方界とは?
私の見た画像から特徴だけ抜き出しますね。
・ATK/DEFが0。それを補うすごい効果があるらしい。
・少しづつレベルが上がっていく効果があるらしい。LVモンスターみたいな感じですかね。
・ヴィジャムがデッキのカギを握る。
これだけです。
ATK0と言えばレプティレスを思い出しますね。あっちは攻撃力ゼロを上手く使って相手もゼロにしていくテーマでしたけど、はたしてこっちは攻撃力ゼロをどう使っていくのか。
後々解説するんですけど、とりあえず。
方界は「インド神話」テーマですね。
方界胤ヴィジャム
レベル1の自称キーモンスター。闇属性。
羽の生えた球体の上に何かが乗っている。ポケモンのアンノーンみたいですね。
絵だけみてもわからなかったので名前の考察へ。
なんでヴィジャムって名前に変わってるのかは知りませんが。
理由としては、名前の中の漢字「胤」があげられます。
この漢字、意味は「子供・血を受け継ぐもの・落し子」みたいな意味を持ってます。
そして、ヴィシュヌは、インド神話の聖典「ラーマーヤナ」の中で、ラーヴァナを倒さんと祈願した王の長男となって生まれています。
ちょっと雑な気もするんですけど、まぁほぼ確定みたいなもんじゃないかと。
方界獣ダーク・ガネックス
レベル2のモンスター。地属性。
あのちっちゃい塊がよくもまぁこんなものになり果てましたね。
下にあった球体が成長して、上にあったひょろひょろした部分がY字型の部分でしょうか。
名前もこれまた怪しいんですけど、多分インド神話、象の顔をした神「ガネーシャ」が元ネタではないでしょうか。
名前が似てること、ゾウの鼻っぽい顔してること、ぐらいを根拠として考えてます。
でも、これだと何がダークなのかわからないんですよね。
ガネーシャは障害を取り除く神であり、学問や商売に関する神なので、ダークだと困りますね。
一応障害を自由に操ることのできる神なので、悪いこともできると取れば意味は通るんですけど、どうにも無理やりな。
方界獣ブレード・ガルーディア
レベル3のモンスター。炎属性。
急に赤くなった。ちょっとだけ、ヴィジャムの球体の部分が見えてますね。成長しきったんだろうか。
これは素直な方ですよね。まず間違いなくインド神話の聖なる神鳥「ガルダ」でしょう。
ガルダ自身が炎のように光り輝くとか書いてあったはずなので、炎属性とも合致しますね。
しかし、神話の中では、ガルーダはヴィジャムことヴィシュヌの乗り物なんですよね。
色々あってそうなるんですけども。
レベルアップしたら自分の乗り物になるなんてわけがわかりませんし、ヴィジャムの元ネタはヴィシュヌじゃないのかもしれません。強さは段違いに上がってるんですけども。
方界超獣バスター・ガンダイル
レベル4、光属性。
一目見てわかるヤバさですね。大きさが段違いに上がっている。
ちゃんとヴィジャムの下の球体のモチーフと目のモチーフがあるので、やっぱりレベルアップで出るモンスターなんでしょうねぇ。
どんな効果を持っていることやら。
多分これの元ネタは「ガンダルヴァ」でしょうね。
インド神話では天空の神インドラに使える半人半獣の神。
神の城で音楽を奏でるお仕事してる人です。
この人、食べ物を食べる代わりに香りを食べて生活してます。
その香りを体から放つことから、彼の周りが霧のようになってしまいます。
そのことから、蜃気楼のことを「ガンダルヴァの城」と言うとか言わないとか。
イラストを見てみましょう。まるで城みたいでしょ。それだけです。
方界超帝インディオラ・デス・ボルト
レベル4、光属性。バスター・ガンダイルと全く同じですね。
ヴィジャムと比較すると、下の球体はそのままに、上のひょろっとした部分が大幅な成長を遂げています。
帝とくるからにはどれほど強いのか、期待です。
多分元ネタは、さっきのガンダイルでも少しだけ登場したインド神話の天空神「インドラ」ですね。
インド神話では、ヴィジャムの元ネタであるヴィシュヌの親友だったりします。最近新しく古文書が発見されてこの説も変わるかもしれないんですけど、とりあえず今の時点では親友です。
インドラと言えば、天空神であることよりも、多分雷の神であることが有名かと思います。パズドラとか、そっち系のアプリは露骨にそうですし。雷霆竜インドラだったかな。
だから名前がボルトなんでしょうね。
現時点で登場していないのは、水属性と風属性。
インド神話で有名なのは、水がヴァルナとラクシュミー、風がヴァーユでしょうか。
水属性候補、ヴァルナはインド神話の最初の方に出てきた水を司る神、ラクシュミーはヒンドゥー教の天地創造の際にかき回された乳の海から誕生した女神。
ヴァルナはその単純にインドラと同格とされるパワーから、ラクシュミーはヴィシュヌの妻であり、インドラの妻であったことなどの関連性から、それぞれ登場する確率が高いと私は思います。
パールヴァティなんかも水属性としてよく取り上げられますが、そもそも彼女あんまり水と関係ない上に、判明新規カードとの関連性も薄いのでスルーしました。シヴァやカーリーがカード化されたらまた事情が変わってくるんですけども。
風属性候補、ヴァーユはヴァルナと同じレベルの神。BFに確か同じ名前のカードがあったはずなので、もしかしたら採用されないのかもしれません。大旆のヴァーユでしたかね。
「方界」のデメリット、攻守ゼロを補う効果が何なのか、とても気になるところです。
むしろこのタイミングでよくこんなの出すよなって感じです。10期で攻守ゼロに見合う効果って結構危ない予感がするんですけど。
新規判明が待ち遠しくて仕方ありません。